アルゼンチンのベーシストであり、カルロス・アギーレの盟友、
フェルナンド・シルヴァの初ソロアルバムは、
懐が深く、美しく繊細でクール。
これまでの音楽アイデアを親密な音楽家達と演奏した、
コンセプチュアル・アートのような作品。
ひとつのアルバムの中に描かれたヴィヴィッドな記憶が、
リスナー側の窓から様々な音風景を見させてくれる。
●Fernando Silva / Miro por la ventana 2,484円(税込)
【試聴】Hace tiempo - Fernando Silva(composed by Carlos Aguirre)
※試聴曲は、収録曲と編成が異なります。
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余談ですが...
このアルバムのトータルプロデューサーの2人にはアルゼンチンでお会いしたので思い出深いです。1人は、ロサリオのジャズグループRumble Fishの作曲家 / コントラバス奏者ガストン・ボッサノで、ベーシストによりプロデュースされたベーシスト名義のアルバムであること(あまりない気がします..)。そしてもう1人のパブロ・アジャラは、Juan.L.Ortizを題材にしたパラナ河にまつわるドキュメンタリー映像を制作するなど一翼を担っています。また、この2人はアルゼンチン・ロサリオのアートシーンを牽引するカルチャ―センター”CCPE”に勤め、このアルバムは、パラナ河周辺のリトラル地方の美しさに深く魅せられたアーティストとスタッフが創造した作品という側面もあります。
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