アルゼンチン滞在最終日はブエノスアイレスから西へ約80km
ルハン(Lujan)というなんとも美しいカテドラルがある街へ行きました。
その昔、交通手段がない時代には多くの人が
ブエノスアイレスから歩いて訪れていたそうです。
それは、僕たちがブエノスアイレスからラ・リオハ、サンフアン、
ロサリオ、レシステンシア、パラナー、サンタフェ、と移動距離約4000km
各地を回り、食と音楽を巡礼してきたように感じました。
ルハンからほど近いハウレギという場所にある、作曲家ギタリスト
キケ・シネシさんの家に、ありがたいことに2日間滞在させていただきました。
静かに佇む森やのどかな田園風景が広がる街にはレストランが一つあるのみ、
彼の豊かな音楽性はここから生まれてくるのだと感じました。
ハウレギの自宅にてシネシさんがリクアド(ミックスジュース)を作って下さいました。
今回の旅では、ホテル、友人宅、バス内と宿泊しました。
お世話になった方々には自分たちのつたないスペイン語では伝えきれないので、
キッチンを借りて食事を作ったり日本から持参した
自家焙煎コーヒーを淹れたり一緒に楽しみました。
日本からのお土産も忘れずに。
知らない土地で誰に何を紹介してもらうかで
その土地の印象は大きく変わると思います。
そのことを強く感じた旅でした。
もし人生の中で感動する回数が決められているなら
もうほとんど使ってしまったかもしれません。
それほどに有意義であり寛大な心をもった
アルゼンチンの方々に深く感謝しています。
この旅での出来事について今後は少しづつブログで書いていきます。
そして約3週間臨時休業をいただきありがとうございました。
日本へ帰ってきまして、仕込など準備しています。
明日、10月20日(土)から通常営業いたします。
これからも何卒よろしくお願いいたします。