Sunday, July 22, 2012

Primer viaje


重厚な扉の先に見える音楽地図。
アルゼンチン・ポサダス出身の作曲家オラシオ・ラプンシナが描き出す旅の序章は
洗練と純朴、ロマンティシズムをまとい、自由な美しさを創造する。
自然からのインスピレイションをクラシカルに感受した名品。

●プラナ / LAS PUERTAS  2.100yen (在庫×)

サンスクリット語で生命やエネルギーを意味するグループ名“プラナ”はピアノ・ヴォーカルにオラシオ・ラプンシナ、パーカッションにエマヌエル・リフェル、そして、注目したいのは、まだ20代らしいオラシオの実息子マチアス・ラプンシナで、サンタフェ州やエントレリオス州で有名な弦楽器職人が造るギター“diego contesti”用い曲の輪郭を浮かび上げる。また彼は曲によってピアニカも演奏しバンドネオンに似た切ない響きを聴かせ、さらにピアノやカリンバも演奏し、アルバム中2曲は作曲もしている才能の持ち主。

このアルバムは、カルロス・アギーレさん主宰レーベル『shagrada medra』からのリリース作品となり、そのレーベルらしい美意識を持ち合わせながら家族のようなあたたかさも感じます。

shagrada medra HP にて2曲試聴できます。