Friday, December 3, 2010

フランス映画とともに巡る至福の旅



パリから向かうフランス映画の港町
~ジャック・ドゥミとヌーヴェル・ヴァーグの故郷を訪ねて~
シェルブールから、ロシュフォールまで

●著者 関根敏也・小出ゆきみ
●A5判 / 116ページ / フルカラー
●1.890円(在庫△)

2009年1月、リマスター後、鮮やかな映像で劇場公開された記憶も新しい『ロシュフォールの恋人たち』『シェルブールの雨傘』『ローラ』(僕たちもテアトル梅田へ観に行きました、ローラのみ50年前のオリジナルフィルム!)。
その、監督であるジャック・ドゥミの故郷を訪ねて、60年代当時と現在の写真をフルカラーで解説。きっと訪れたくなること請け合いです(もちろん行かなくても十分楽します)。
今までにない、丁寧な行き方解説もあり、特にフランス好きは必見です。個人的には『ローラ』に登場した美しい回廊“パッサージュ・ポムレ“やアラン・ドロンが主役だった名作『冒険者たち』最後のシーン“エクス島“の写真に、変わらずこの場所があるのだと心震えました。

実は、本の著者である関根さんと小出さんが、2週間ほど前、神戸に来たからと足を伸ばして東京からお越しいただきました。フルーツ・シール・ハンカチを購入していただいていたらしく、「行ってみたかったんです」と嬉しいお言葉をいただきました。ゆっくりとお話させていただき、やさしい口調ながらも好きなものを紹介している熱意が伝わってきました。しかも、完全自主出版で装丁も上品。

関西エリアは現在、神戸ディスク・デシネさんと、京都 恵文社さん、ハンモック カフェが取り扱っています。

HPはこちら→リヴル・アンシャンテ

※ヌーヴェル・ヴァーグやジャック・ドゥミの世界観をお伝えするために
 ハンモック カフェからのささやかなおまけを付けています。